今年こそ終活しよう!「生前整理」の正しいやり方・大切なこととは?

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こんにちは。
あま市のリサイクル買取センター『しげん屋』です。

今や国民の4人に1人以上が、65歳以上の高齢者という時代。
総人口が減っているにも関わらず、高齢者率は相対するように更新し続けています。
そんな中、注目されているのが「終活」および「生前整理」です。

ライフスタイルの変化に伴い、老後はご自宅でご家族に介護してもらうケースは減り、施設へ入居する方が増えています。
元気なうちに身辺整理をして、快適なシニアライフを送りたいと思っている方も多いのでは?

今回はそんな方にオススメの、「生前整理」をする上で大切なことや、正しいやり方を解説します!

目次

「生前整理」で行うことは2つ

生前整理で行うことは、主に2つです。
それは、「財産」と「物」の仕分け。

自分が何をどのくらい持っているのかを把握することが、生前整理のスタート地点と言えます。
では、具体的な進め方を見てみましょう!

「財産」の仕分け

財産とは、現金・預貯金の他、家や土地、車、有価証券、宝石や骨董品なども含まれます。
自分が亡くなった後、遺族が相続財産を分けることになりますが、財産がどれだけあるのかを調べるのに時間がかかる場合が多いです。
そのため、あらかじめ「財産目録」を作ることは、遺族の手間を省く有効な手段となります。

財産を早めに把握しておけば、相続税対策にもなります。
場合によっては、生前贈与して税金対策をすることができますので、目録を作成した後は、弁護士や税理士などの専門家に相談するといいでしょう。

「物」の仕分け

大量の物を残したまま亡くなってしまうと、家族はその処分に頭を抱えてしまうでしょう。
生前であっても、多くの不用品に囲まれた生活は、決して精神衛生上良いものとは言えません。

ついつい溜め込んでしまいがちな洋服や写真、趣味のものなどについて、本当に必要な物以外はコツコツ処分していきましょう。
厳選されたアイテムだけに囲まれた生活は、暮らしも思考もシンプルにしてくれますよ!近年では「断捨離」が流行し、片付け関連の書籍もたくさん出版されていますので、それらを参考に身辺整理を進めても良いでしょう。
また、プロの生前整理士による「生前整理サービス」を利用すれば、最短ピッチで進められます!

その他:「個人情報」の仕分け

PCやスマホなど、電子端末に保存された個人のSNSやメール、写真、ネットバンク口座などのデータ及びネット上での登録情報は「デジタル遺品」と呼ばれています。
これらの存在を無視して端末の売却・処分を行った場合、個人情報を第三者に悪用される可能性があります。
生前整理をスタートした場合、契約している定額制サービス等の不要なアカウントの解約・退会作業も行うといいでしょう。
また、不用となった電子端末の処分方法についての希望を、後述する「エンディングノート」に書いておくことがオススメです。

ステップ①「遺言書」作成

法的効力を持つ「遺言書」を作成しておけば、財産分与において、確実に自分の意思を反映できます。
要は、自分の思った通りの財産分与が可能になるということです。
特に遺言書が無い場合は、民法の規定に従って遺産分割が行われます。
そのため、法で定められた相続人以外への相続や、特定の財産を特定の人物へ相続するなどの希望がある場合は、正式な遺言書で示しておくことで実現する可能性が高まります。

なお、せっかく作成した遺言書は、遺品整理の際に発見されなければ意味がありません。
そのため、いつも使っている机の奥やタンスの最上段など、発見されやすく、かつ必要な時には簡単に取り出せる場所に保管しておきましょう。
第三者による改ざんを防ぐため、日常的な使用頻度が低い場所へ保管することがポイントです。
万が一のことを考慮し、次に解説する「エンディングノート」に遺言書の保管場所を記しておけば安心です。
より厳重に保管したい場合は、最寄りの公証役場や銀行の貸金庫に預けるのが最適です。

ステップ②「エンディングノート」作成

終活セミナーなどでよく取り上げられる「エンディングノート」とは、一体どのようなものなのでしょうか?
エンディングノートとは、財産以外の事柄に関して自分の意思を伝えるツールで、遺言書のような法的効力を持ちません。
例えば葬儀のあげ方やお墓について、または不用品の処分方法など、希望がある場合はエンディングノートに記しておきましょう。
家族や近親者に対するメッセージを書き込むこともできます。
エンディングノートには、書き方のルールが全く存在しません。
例えば日記のようにノートに書き込んだり、PCやスマホを使って書いた文面を印刷しても良く内容や形式については全て自由なツールです。

ステップ③「家族信託」を組んでみよう!

「家族信託」とは、一言でいうと財産管理の手段の一つです。
資産を持つ人が特定の目的に従ってその保有する不動産・預貯金等の資産を信頼できる家族に託し、その管理・処分を任せる仕組みです。
家族・親族に管理を託すので、高額な報酬は発生せず誰にでも気軽に利用できるシステムと言えます。

本人の元気なうちから財産管理を託せるとともに、託した後に本人の判断能力が低下・喪失してしまったとしても、本人の意思確認手続きが本人に対して行われないため、実質的に資産凍結されることがありません。
そのため、財産管理の受託者主導で財産の管理や処分をスムーズに実行できます。
具体的には、家族信託を事前に組んでおくことで、本人が入院・入所したため空家となった実家を適切な時期に適正な価格で受託者が売却できる等のメリットがあります。
家族信託の契約書においては、本人死亡後の財産の承継者を指定することができるため一種の遺言書代わりの機能があります。
本人が亡くなった後は、引き続き受託者の下で財産の管理が可能です。
なお家族信託の契約書は一般的に弁護士や司法書士などの専門家に依頼し作成します。

実はシニア層だけじゃない?生前整理の意味とメリット

「生前整理」は、シニア層における終活の一環として捉えがちですが、実は若い世代にも有効な方法です。
生前整理の意味やメリットについて、詳しく書いたコチラの記事も併せてお読みください!

生前整理・遺品整理のお手伝いは「しげん屋」にお任せ!

生前整理や遺品整理を行う上で、プロの力を借りることはとても有効です。
なぜなら、ご自身やご家族のみで行うよりも、第三者のサービス業者が加わった方がスピーディーに作業が進む場合が多いからです。


一体どこから手をつけたらいいのか…物が多すぎて生前整理に踏み切れていないのではありませんか?
そんな時は、ぜひ「しげん屋」にお任せください!
たとえ大量のお品物であっても、決して粗末に扱わず丁寧に適切な処置で買取品・不用品などへと仕分け致します。

生前整理は、今後の生活をより快適なモノへ誘う有益な手段です。
どこに何があるのかすぐに分かる、本当に必要なものだけに囲まれた暮らしを実現しませんか?

『しげん屋』は愛知県・あま市で、切手・テレフォンカード・貴金属の買取、生前遺品整理を行うリサイクルショップです。
生前整理や遺品整理でお困りであれば、『しげん屋』へご連絡ください。
お客様の抱えている問題が解決できるよう、心を込めてお手伝いさせていただきます。

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