生前整理と終活 2つの違いと進めるポイントは?

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こんにちは。
あま市のリサイクル買取センター『しげん屋』です。

生前整理も終活という言葉も最近ではよく耳にする機会が増えてきました。
両方とも、誰も避けて通ることができない自分の「死」についての向き合い方、もしくは活動を意味しています。
しかしこの2つの言葉の違いをはっきりと説明できる方は少ないのではないのでしょうか?

今回は2つの違いを分かりやすく解説していきます。
「何をすればいいの?」を解決するためのヒントにしていただければ幸いです。

目次

終活と生前整理の違いについて

昨今TVのCMでよく流れていたり、書店で関係書籍を目にする機会が増えてきたりと、ようやく馴染みが出てた”終活”や”生前整理”。でも今一つその違いが判らないという方も多いことでしょう。

まず前提として、終活とは自分の人生の終焉を迎えるにあたり「死」と向き合うこと
自分の最期が望むべき状態で迎えるための活動全般にあたります。
具体的にどんなことがあるのか書き出してみました。

①お墓や葬儀のことを決めておく
②終末期の介護のことを決めておく
③第2の人生をどう過ごしたいかを決める
④住む場所を決める
⑤身の回りを整理する
⑥遺言書を作成する

そして上記の中の⑤と⑥が生前整理にあたります。
つまり生前整理とは終活のひとつということです。

それでは生前整理以外の終活にあたる①〜④については具体的どんなことをすればいいのか、少し掘り下げてお話しします。

①お墓や葬儀のことを決めておく

昔と違い近年ではお墓や葬儀のあり方は実に多様になり、選択の幅も広がっています。
生前にお墓を購入できたり、葬儀場も生前見積もりが取れたりと自分の意向を反映させやすくなっています。

現代社会の多様化した考え方には、お墓を持たない、葬儀も家族だけで済ませ費用をできるだけ抑えるという選択肢もあるほどです。
そういった場合には、ご遺骨はどのようにして欲しいのかも決めておく必要がありますね。
特に先祖代々のお墓があるにも関わらず継承者がいない場合などは、墓じまいを考えておく必要もあります。

②終末期の介護のことを決めておく

終末期の医療や介護の仕方について決めておくことはとても大切なことです。

例えば延命措置についてだったり、施設への入所だったりと何を希望しているのかを家族に対して伝えておきましょう。
メモに文字として残し、渡すことも有効な手段です。

全ての判断を家族に委ねてしまうのは、家族が悩み苦しむことがあります。
時として後悔することもあるでしょう。
「最期までどう生きたいか」「どのように人生を締めくくりたいか」を一緒になって考えるということです。

③第2の人生をどう過ごしたいかを決める

自分が生きがいを感じることは何か、どんな活動をしていくのかを具体的に考えておくことが大切です。

仕事を最優先にしてきた生活を卒業した後は、本当にやりたいことと向き合うためだけに人生の残りの時間を使える最後のチャンスです。

終活とは「死」について考えることだけではなく、セカンドライフを見つめ直すことも含まれます。
身体が自由に動くうちに「やりたかった事」に取り組むことができれば、充実した生活を送れるでしょう。

④住む場所を決める

今住んでいる場所は、本当に住みたい場所なのか。
会社までの通勤時間を考えて、我慢してきたことではありませんか?本当は「空気のいい山に住んで季節を感じたい」
「海の見える街に住みたい」と思ってはいませんか?

住んでいて、心が豊かな状態を保てているかどうか一度問いかけてみましょう。

また歳を重ねていく上で、家自体が生活しやすい建物になっているか確認しておくことも大切です。
不要な家具を処分するだけで良いのか、リフォームまでやるのか。
それとも引越しまで必要とするのかしっかり検討することをおすすめします。

生前整理を含め不用品の処分にお困りの際は、愛知県あま市にあるリサイクルショップ「しげん屋」までお気軽にご連絡ください。

終活の生前整理と日頃の整理との違い

整理という言葉の意味は、要る物と要らない物を仕分けることです。

大きな違いというと、生前整理は断捨離がメイン。持ち物をできるだけ減らすことが目的なので断捨離力が試されます。
一方で、日頃の整理は使う物を切らさないように最低限度の在庫に減らすという目的です。

生前整理の断捨離は何日もかかることがあるので、代行サービスをしてくれる不用品回収業者への依頼を検討することをおすすめします。

みんなやっていることリスト

いろいろと書いてきましたが、結論として終活を始める上で大事なことは、

①自分の生き方を決める

②自分が所有する財産の行き先を決める

の2つだけです。

①の自分の生き方を決めるということは、残された時間をどう過ごすか、医療の受け方を含め、家族をはじめ周りの人に考えを伝えることです。
このように周囲の人と話し合い、共通の認識を持つことを「アドバンス・ケア・プランニング」といいます。
厚生労働省は「人生会議」という愛称で進めている施策です。

自分一人の力ではどうにもならない部分も生じてくることもあるでしょう。
そういう時は、自分以外の人に頼らざるを得ません。
一度だけではなく、何度も話し合いを重ねることをおすすめします。

②の自分が所有する財産の行き先を決めるとは、簡単に言えば「誰に何をどれだけ相続させるか」ということです。
お金に関わることなので、揉め事にならないようにしっかり整理しておくことが大切です。

不要なものは処分して、残ったものは遺言状を残して相続する人を明確にしておきましょう。

法律的に効力のある遺言状には、正しい書き方が必要になります。
ネット上で調べることもできますが、抜け漏れをなくすためにも弁護士や司法書士、行政書士に相談する方が無難です。
注意しておくべきところは、遺言状は一度書いたら変更が効かないわけではありません。
古いものよりも新しく書いたものの方が適用されます。

一年に一度は遺言状の内容を確認してみて、更新していくと良いですね。

まとめ

終活の全てが自分一人で出来るものではありません。
周りの人たちの協力を得ることが大切です。
そのためにも自分が何を望んでいるのかを、しっかり整理しておくことが重要です。
1回出した結論が本当に正しいのか。後悔することはないのか、何度も繰り返し見つめ直しましょう。

終活とは自分の人生を完結させるための大事なイベントなので、「時間がかかるものだ」という認識を持つことが大切です。

終活をスムーズに進めるためにも、不用品処理は業者に依頼することをおすすめします。

自分と家族の負担を減らせるように、少しだけお手伝いを依頼してみてはいかがでしょう。

『しげん屋』は愛知県・あま市で、切手・テレフォンカード・貴金属の買取、生前遺品整理を行うリサイクルショップです。
生前整理や遺品整理でお困りであれば、『しげん屋』へご連絡ください。
事前に現物確認をさせていただいて、無料お見積もりをお出しすることで納得した処分ができます。

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