ブラウン管テレビは無料で廃棄できる？正しい捨て方を詳しく解説

こんにちは。
あま市のリサイクル買取センター『しげん屋』です。

2003年より地上デジタル放送が始まり、2011年には地上波アナログ放送停波にむけて、テレビはデジタル方式の薄型タイプに徐々に買い換えられていきました。
テレビの一般家庭への普及を支えたブラウン管テレビですが、今では全くと言って良いほど見かけることがなくなってしまいました。
しかし、意外とまだ処分に頭を悩ませている方も少なくないようです。
もしかして、あなたの物置や押入れの奥で眠ったままにしていませんか？

今回は、そんなブラウン管テレビの正しい捨て方を解説していきます。

ブラウン管テレビは無料で廃棄できる？

結論、ブラウン管テレビは粗大ゴミには含まれないので、自治体によるブラウン管テレビの無料回収は行われていません。
ブラウン管テレビには、ガラスや金属、プラスチックなど分解することで再利用できる資源が多く含まれています。
しかし、リサイクルするにも費用がかかるため、処分を希望する消費者の方が負担することになっています。
リサイクル法に基づいて正しい処分をしましょう。

廃棄にはリサイクル料金が必要

ブラウン管テレビは家電リサイクル法の4品目に含まれているため、処分するときにリサイクル料金を負担しなければなりません。
ブラウン管テレビをメーカーによって多少の差異はありますが、大きさによってもかかる費用が異なります。
以下が一例です。

	区分	リサイクル料金
パナソニック　東芝など	画面サイズ16型以上	2,420円
画面サイズ15型以下	1,320円
ソニー　日立　シャープなど	画面サイズ16型以上	2,970円
画面サイズ15型以下	1,870円

参考URL：https://my.edion.jp/service/recycle.php

海外へ支援物資を行う団体へ寄付する

ブラウン管テレビはぬいぐるみや絵本などのように発展途上国の子供達に支援というかたちで寄付することができます。
ただし、窓口となっている団体への配送費は負担することになります。

ブラウン管テレビの廃棄方法

ブラウン管テレビの廃棄方法のパターンをご紹介します。

買い替え時に購入店へ引き取ってもらう

小売業者には、購入者が新しい家電製品を買い替えるとき、古いものを引き取ることが義務付けられています。
新しいテレビに買い替えるときに、古いブラウン管テレビを引き取ってもらいましょう。
購入する場所で引き取ってもらえれば、一回の手間で全て片付けられることがメリットです。

買い替えでなくても、小売業者に引き取り対応をしてもらうことは可能です。
小売業者ごとにかかる費用が異なることもあるので注意しておくと良いでしょう。

指定の引取場所へ持ち込む

あらかじめ郵便局でリサイクル料金を支払って、指定引取場所へ持ち込めば輸送料金を支払う必要がないので、安く済ませることができます。

名古屋市内には、2箇所の指定引取場所があります。

引取場所名称	所在地	電話番号
朝日金属(株)	北区六が池町 555番地	052-901-2111
東海西濃運輸(株)　名古屋営業所	中川区上高畑一丁目 178番地	052-353-2261

名古屋市近郊の指定引取場所は3箇所あります。

引取場所名称	所在地	電話番号
日本通運(株) 春日井物流センター	春日井市鷹来町字上東光坊 4662-1	0568-86-5737
西濃運輸(株) 名古屋東支店	日進市浅田町美濃輪 1番地12	052-807-0924
岡山県貨物運送(株) 名古屋営業所	東海市新宝町 507-39	052-825-3031

営業時間は指定引取場所によって異なることがあるので、事前に確認しておくと良いでしょう。

標準的な営業時間の設定は以下の通りです。

営業日	月曜日〜土曜日 (土曜日は休みの場合もあり)
営業時間	9:00〜17:00(12:00〜13:00はのぞく)　受付終了は 16:30
休業日	日曜日、祝祭日、お盆期間、年末年始