生前整理を行うベストなタイミングは?3つの「きっかけ」事例を交えて解説!

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こんにちは。
あま市のリサイクル買取センター『しげん屋』です。

近年話題になっている「終活」。
皆さんも、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。


そんな終活の一環として注目を浴びているのが、「生前整理」です。
生前整理とは、どのような作業なのか?
どのタイミングで始めるのがベストなのか?
疑問点が多いですよね。

今回は、3パターンの事例をご紹介しつつ生前整理のメリットやタイミングなどについて解説します!

目次

生前整理を含む「終活」とは?

一躍ブームとなった「終活」ですが、いつどのように発生した言葉なのでしょうか。
もともと「終活」は、就職するために企業説明会に出向いたり面接・試験を受けたりといった「就活」をもじった言葉です。
2009年に雑誌で紹介されたことがきっかけとなり、世の中に注目され浸透していきました。
ひと昔前までは、老いる=死期に近づくこととされネガティブなイメージを持たれていましたが現代では医療の進歩と共に健康でアクティブな高齢者が多くなっています。
そのため、老いることと死期の距離が遠のいていると言えます。
以前はタブー視されていた「死への準備」が、前向きなイメージへと変換されたのです。
終活には、自分の人生のゴールを見据えることで余生をより穏やかに自分らしく生きるという目的があります。

意外?20代・30代が生前整理する理由

生前整理のメリットについてはコチラの記事で詳しく述べていますので、ぜひお読みください!

生前整理を含む終活の意識が高いのは、意外と20代後半~30代なんだそう。
なぜなら、彼らの「親」が丁度終活の適齢期とも言える60代に差し掛かる頃だからです。
60代であればまだ現役の方も多いので、一緒に行うことで終活がはかどりますよね。
また、親だけではなく20代・30代の若い世代の方であっても不慮の事故や突発性の病気などで亡くなるケースもあります。
そう考えると、生前整理はいつ始めても早すぎない作業と言えるでしょう。

「老前整理」とはどう違う?

生前整理と老前整理、とてもよく似ていますよね。
実際、どちらも「物」と「財産」を仕分ける作業に代わりはないため、一見するとほぼ同に見えます。
しかし、老前整理の本来の意味は「老いる」前に身の回り品や財産を処分したり整理することで、あくまでも自身が老後を迎えた時に快適に過ごすための準備を指します。
生前整理では整理した物と財産をどう「分配するか」を記した「遺言書」や「エンディングノート」を作成しますので、さらに一歩進んだ終活と言えるでしょう。
ちなみに遺品整理とは、その名の通り本人の死後、遺族が残った持ち物や財産を分配することを指します。

生前整理に必要な6ステップとは?

生前整理の具体的なやり方については、コチラに詳しく書いてありますので、ぜひご覧ください!

生前整理を行うなら、効率的なやり方で進めたいですよね。
生前整理とは、簡潔に言えば「財産」と「物」を仕分けることです。
不動産や現金、骨董品などの「財産」と個人の「私物」を仕分けどのように分配したり処分するかを「遺言書」「エンディングノート」といったツールを使い記しておきます。

「私」が生前整理を始めた理由

いつ始めてもいい「生前整理」ですが、やはりきっかけが無いとなかなか行動には踏み出せないものですよね。
ここでは、実際に生前整理に踏み切った方たちのきっかけ・エピソードを3パターンご紹介します。

ケース①:婦人科系の癌が見つかり、生前整理を決意!(50代 女性)

何気なく受けた市の検診で、婦人科系の癌が見つかったMさん。
今までは「苦しまずに死ねるならいつ死んでもいい」と思っていたのに、病院のベッドで横になって「もう死ぬんだ…」と初めて死に直面した時、ものすごい後悔が襲ってきたんだそう。
何不自由なくご飯を食べ、愛犬と戯れていたありふれた日常を送るだけで幸せだと思っていたのに、本当はどこか物足りなかったことを実感しました。
幸い手術が成功し、「いったいどこが病気だったの?」と思うほどに回復しましたが、5年間は再発の不安と付き合うことになります。
もし再発して、今度こそ死ぬことになったら…この思いから生前整理に踏み切ったそうです。
死に支度とは違う、後悔の少ない人生を送るために行った「生前整理」。
今では「生前整理」を仕事にされています。

ケース②:何年も続いた「空き家」を見て、生前整理へ(40代 女性)

お義父様が亡くなり、お義母様が家に荷物を残したまま義妹さんの家に引っ越した後、全く手をつけないままの空き家状態が何年も続いた義実家を見て生前整理を決意したKさん。
ご自身がお嫁さんの立場だったため、義実家の片付けに何も手を加えることができなかったため、ご自身は「子ども達にとって必要のない物は残さないようにしよう」「まずは自分の生前整理をしよう」と思ったそうです。
ご自身の死後、家族が大切なものを把握できるように物を極力減らし必要な情報をひとまとめにし保管場所を伝えたそうです。
万が一の時に備えて、旅行に出かける時に「エンディングノートや必要なものがまとまったファイルはここに置いていくからね」と娘さんに伝えると「お母さん、どれだけ危険な所に旅行に行くつもり?」と笑われるそうです。
生前整理を行ったことで、物・心・情報の整理ができより人生を前向きにご自身らしく生きることができるようになったことを実感されています。

ケース③:家族関係が破綻…心を救った生前整理(50代 女性)

数年前に、大切にしてきた家族関係が崩壊し、うつ病を患った経験のあるAさん。
ずっと普通に生活し年齢を重ねていくという「当たり前」の未来が一瞬で消えた瞬間、目の前が真っ暗になったそうです。
うつ病発症から1年が経った頃、「今まで当たり前だと思っていた物事や人間関係は、実は全く当たり前ではない」「当たり前と思い込んでいただけで、不確かで流動的なものだった」ということに気づきました。
自身の「こうあるべき」という既成概念に強く囚われすぎていたことが、家族に影響を与えていたことにも。
未来に対して明るい希望が持てなくなったAさんは自分自身の終活を考えるようになり、生前整理に着手しました。
書類を時系列順に並べたり、タグ付けをしてファイルに分類するなどして情報を整理し通帳をまとめ保険を見直し必要ないものは全て解約したそうです。
また、印鑑の統一も行いました。
物の整理以上にAさんの心に効果的だったのは、人間関係の整理だったそうです。
家庭環境が変化したため、それまで参加していた複数のコミュニティが崩壊し多くの友人を失いました。
当時は疎外感と喪失感を強く感じましたが、生前整理により依存心・執着心という心の整理ができ気心の知れた数人の友人たちとの穏やかな時間、また以前の友人たちとのご縁の復活を信じながら心から居心地の良いコミュニティが出来たんだそう。
物質的にも経済的にも恵まれているとは言えない状況ながら生前整理により楽しい毎日を送っています。

生前整理のお手伝いなら、「しげん屋」にお任せください!

上述したように、「生前整理」を行うのにベストなタイミングはありません。
「思い立ったが吉日」という言葉があるように、どんなに若い方であっても不慮の事故などで亡くなる場合もあります。
そんな突然のお別れが来てしまった時も、遺族が遺品整理に困らないように生前整理を進めておくことをオススメします。

『しげん屋』は愛知県・あま市で、切手・テレフォンカード・貴金属の買取、生前遺品整理を行うリサイクルショップです。
生前整理や遺品整理でお困りであれば、『しげん屋』へご連絡ください。
お客様の抱えている問題が解決できるよう、心を込めてお手伝いさせていただきます。

お見積りは無料、お電話・訪問・WEBで随時対応中です!

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