あなたは大丈夫?断捨離好きが陥りがちな「捨てたい症候群」とは!

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こんにちは。
あま市のリサイクル買取センター『しげん屋』です。

「断捨離」や「ミニマリスト」などのワードが浸透した昨今、物を持ちすぎない暮らしが流行り、書籍やメディアで多数取り上げられています。
もちろん、自分に必要な物だけを持つ暮らしは、「終活」にも繋がり、美徳と言えるでしょう。
しかし、中には物を捨てないと気が済まない!なんて病的な思考に陥っている人も…。

今回は、物を減らしたい心理が過度に高い、「捨てたい症候群(断捨離依存症)」を解説します!

目次

「物を捨てたい」心理とは?

スッキリ片付いた部屋で快適な毎日を送りたい…誰もが思う理想の生活ですよね。
物の量を減らすことで「部屋が広く見える」「必要な物が取り出しやすくなる」などのメリットがあるため、物を捨てる=快適な生活に近づくことは間違いありません。
しかし、中には「物を捨てるだけ幸せになる」と思いこんでしまう人もいます。
このような人は、今の現状に満足できないことを大量の物のせいにしがちで、「不幸なのは物のせい」とまで思ってしまい、限界量を超えても捨て続ける「捨てたい症候群」に陥りがちです。

本来の片付けとは、物の取捨選択を通して、自身のライフスタイルを整理整頓することです。
仕事・プライベート・人間関係がスリムになれば、心まで整理されます。
この概念を間違えないようにしましょう。

「捨てたい症候群」になりやすい人とは?

物を捨てることには、一種の快感が伴います。
中にはその快感が病みつきになり、「捨てる」ことに歯止めが効かなくなる人もいます。
「捨てたい症候群」に陥りがちな人の共通点とは、何なのでしょうか?

元・「汚部屋」の住人

いわゆる「足の踏み場が無い」部屋に住んでいたり、ゴミが捨てられない人は、間違いなく「汚部屋」の住人です。
実は、汚部屋の住人と「捨てられない症候群」の人には、ある共通点があります。
それは、自分にとっての「適正量」が分からなくなっている、ということです。
部屋が汚い人の場合、判断力の低下理由はストレスによる「抑うつ」や深層心理の「怒り」等が関係しています。
そのような人が一度断捨離を決意し物を捨て始めると、それまでの執着や不満状態が消失したような開放感を強く感じます。
ドーパミンやエンドルフィンといった快感物質も分泌され、他の人よりも「捨てる快感」に影響を受けます。
そのため、「あれもこれも」全部捨てようという発想に陥りがちです。
捨てる行為に依存したり物を持つことに対する恐怖感を感じやすく、過度な断捨離やミニマリズムへと進行する恐れがあります。

家庭内ストレスを抱えている

家庭内ストレスを抱えている人も「捨てたい症候群」予備軍に当たります。
例えば、夫が家事に一切関わらない家庭や「いい母親でいたい」あまり子ども中心のインテリア・グッズを溜め込み、本当はそのことに不満を抱いている場合などです。
収入面の不安からストレスを抱えているケースもあります。
これらのストレスや欲求を「自分の物」はおろか「家族の物」も処分することで解消しようとし、その結果「捨てたい症候群」に陥るのです。

あなたは大丈夫?捨てたい症候群チェック!

さて、ここからはあなたの「捨てたい症候群」度を見てみましょう。
チェックポイントは5つあります。

「捨てなければいけない」と思っている

多少不自由しても、捨てることが第一優先になってはいませんか?
例えば、こんなケースがあります。
生活する上で必須の自家用車を手放したとしましょう。
頭には後悔の念が浮かんでいても、自分の非が認められず、車があれば行けた場所を「不要な場所」と結論づける、といった行為です。
いわば自身の判断を「無理やり」正当化しているような状態ですね。
このような人は、趣味や人付き合いにおいても「物を持たないこと(もしくは持たない状態をキープすること)」が優先され、人生が狭まってしまいます。
汚部屋に住んでいた人・物が捨てられなかった人ほど「以前の状態に戻る」恐怖感や切迫感を強く感じるため、「物を持たない」生活がベストという思考に陥り、社会生活や家族生活に支障が出ても、そのことを支障と捉えられなくなります。

片付けられない人をマウントしてしまう

断捨離の成果でスッキリしたご自宅と比べて、ある程度散らかっている方が落ち着くという人もいます。
そんな人を見て、心の中で「可哀想」「ちょっとは片付ければいいのに」とマウントを取ってしまうような気持ちがある人は、要注意です。
あくまでも、人は人です。
「汚部屋なんだな」と事実を事実として受け止め、住人の生き方や人間性、暮らしぶりを非難してはいけません。
世の中には、散らかっている部屋の方が好きという人もいますし、断捨離嫌いの人の方が多いくらいだそうです。
物がほとんどないあまり、スッキリし過ぎて冷たい感じのする部屋よりも、ちょっと散らかっていてもアットホームな部屋の方が、断然居心地がいいのではないでしょうか。
片付けられない人にマウントを取ってしまう人は、「捨てたい症候群」黄信号と言えるでしょう。

家族・人の物まで勝手に捨てる

上述したように、自分の物だけでは飽きたらず人の物まで処分し始めた場合は「捨てたい症候群」予備軍です。
例えば、子どものおもちゃ。
子どもだから、自分のおもちゃの把握なんて大してできていないだろうと思うかもしれませんが、意外と覚えているものです。
勝手に捨ててしまい買い直すなんて事態にならないよう処分する際は本人と決断した方がいいでしょう。
断捨離中の方にとって、家族の物を捨てたい衝動に駆られることはあるあるです。
しかし、自分の物と人の物は切り離して考える必要があります。
さもないと、もし何かが見あたらなくなった場合、あらぬ疑いをかけられてしまうこともあるかもしれませんよ。

家に物が持ち込まれると腹が立つ

重複するようですが、一人暮らしの人以外はご家族のライフスタイルも尊重しなければなりません。
せっかく物を減らしたのに、また増やされた…と腹を立てる気持ちも分かりますが、この場合も「人は人」の精神を覚えておきましょう。
あくまでも自分の趣味で物を減らしているのですから、他者の持ち物=自分の物ではありません。
もちろん、家族全員で協力して断捨離するなら、情報共有やアドバイスを積極的に行うといいですね。
人はコントロールできませんので、自分のテリトリーに集中した方が、精神衛生上健康的です。

衝動的にガンガン捨ててしまう

思い切って捨てることと、勢いで捨てることは違います。
自分の持ち物を一つ一つ精査し必要かそうでないか、不要であればなぜ不要なのかそもそもなぜ勝手しまったのかを思い直すという「面倒な」作業を経て丁寧に捨てれば、今後同じような過ちを繰り返すことはありません。
しかし、悪戯に物を捨ててしまうとまたすぐに同じような不要品を買ってしまいます。
「考えながら捨てる」この行為ができなくなってしまった場合「捨てたい症候群」に陥っている可能性が高いです。

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