捨てたい病に気をつけて!断捨離のしすぎは病気かも!?

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こんにちは。
あま市のリサイクル買取センター『しげん屋』です。

要るものと要らないものの仕分けをしっかり行い、家の中が整理整頓できていると心もスッキリして、気持ちの良い生活が送れるのではないでしょうか?
最近では必要最小限のもので暮らす「ミニマリズム」や「ミニマリスト」という言葉も、誰でも一度は耳にしたことはあることでしょう。


「まずは断捨離から…」と行動に移した方も見えると思いますが、気をつけないと思わぬところに落とし穴が。
断捨離をはじめたけど、いつの間にか捨てることが目的になってしまっている方もいます。

いわゆる「断捨離依存症」というもので、物がない状態が当たり前になってしまい、何でもかんでも必要な物でさえも捨ててしまう状態です。
昔から「過ぎたるは、なお及ばざるが如し」や「腹八分目に医者いらず」という格言が伝わっているように、何事もほどほどが良いということもあります。
どんなに良い薬であっても、取り過ぎは毒になるということです。

今回はその断捨離依存症についての実例を踏まえ、断捨離依存症のチェック方法などをご紹介していきます。

参考にしていただければ幸いです。

目次

物を捨てたい病気とは

最近では必要最低限のものだけで所有し、コンパクトな生活をするミニマリストになりたい人が増えてきました。
若者を中心にミニマリストになる人の増加に比例して、「断捨離依存症」という病気の方も増えているのが現実です。
それでは断捨離依存症について解説していきます。

断捨離依存症とは何か

そもそも断捨離とは、不要なものを捨てることにより、物への執着心を断ち切ることです。

生前整理を含め、終活をはじめた方は必ずと言っていいほど通る道です。

「断捨離依存症」とは断捨離を進めていく過程で、生活がスッキリしていく変化に快適さを感じるところから始まります。
捨てれば捨てるほど暮らしが良くなる、楽になるという錯覚が起こり、捨てるという行動がエスカレートしていくことです。
断捨離本来の目的を見失ってしまい、捨てることにどんどん依存していってしまいます。

もともと片付けられない人の方が断捨離に目覚め、捨てることに快感を覚えると断捨離依存症に陥ってしまうケースが多いようです。
断捨離依存症とは正反対の症状を持つ「ためこみ症」がありますが、物への執着心が強いという点が共通しているので、精神疾患としては同じ根本であるという見解を持つ専門家もいます。

断捨離依存症の実話

あるタレントの方で断捨離依存症に陥ったという有名な話があります。
自宅の天井の照明も全部抜いて、夜は携帯電話の明かりだけで手元を照らして過ごすという生活を送っているそうです。

断捨離依存症にかかった人には、共通するパターンがあります。
今まで物に執着し、全く手放すことができなかった人が、物を持たないことへの執着にとりつかれてしまうことです。

物をため込み、足の踏み場もない「汚部屋」から、手当たり次第に物を捨てまくる「断捨離依存」へという流れ。

物が増えるということに異常なまでの恐怖心を感じてしまい、やがて家族のものまで勝手に処分してしまうという最悪なケースに発展することもあります。

ためこみ症も断捨離依存症も心理的には全く同じで、生活していく上で、自分の必要な物の量がわからなくなってしまう状態をいいます。

断捨離しすぎの危険なポイントとは

断捨離のしすぎで断捨離依存症なってしまう恐れがあるということがわかってきました。
断捨離しすぎの危険なポイントというは、捨ててはいけないものが判断つかなくなってしまうという点です。

なかなか捨てることができずにいた物を捨てるというのは、かなりの精神的な苦痛を伴う決断をすることになります。
その苦痛を乗り越えたときに、スッキリしたという快感に変わってしまうのです。

いわゆるランナーズハイに似た状態でしょう。
物持ちがいい人ほど、その快感はとても中毒性の強い存在になってしまうのです。

断捨離依存症にならないために、注意しておくポイントを3つにまとめてみました。

他人のものを勝手に捨てる

断捨離を進めていくと、自分の身の回りから不用品がなくなるので気持ちがスッキリしていきます。

それと同時に、周囲のものが気になって仕方がなくなるのです。
例えば子供の部屋。
子供が大切にしているマンガの本やおもちゃなど、自分にとっては生活するのに必要のない物に映ってしまいます。

特にぬいぐるみなどは大きくて目についてしまうことでしょう。

自分と他人の価値観は全く違うもので、必要なものは人によって変わってきます。
たとえ家族であっても、勝手に捨てることは絶対にしてはいけません。

必要なものまで捨ててしまう

断捨離をすることで得られる快感は、断捨離をはじめたばかりの人の判断力を低下させることもあります。

捨てることに走ってしまうと捨てずにはいられない衝動にかられ、本当は必要な物・捨ててはいけない物まで捨ててしまうという傾向があるのです。
不要なものを仕分けるというという判断力は、段階的にスキルアップされていく技術そのものです。
一気に捨ててしまうと、その判断力は働くことはないでしょう。

まずは要るものと要らないもの、今は要らない物の3つに分けることをおすすめします。

今は要らない物は表示をして半年から1年くらい邪魔にならないところで保管しておきましょう。

断捨離が目的になってしまう

そもそも断捨離の本来の考え方というのはヨガの思想に基づいています。

入ってくる不用品を断つ「断行」、不用品を捨てる「捨業」、物への執着から離れる「離行」の3段階に分かれているのです。
つまり身軽で快適な生活を手に入れ、物への執着から解放された人生へとつなげていくことこそが断捨離の目的なのです。

ただ捨てること、物を減らすことが目的にならないように丁寧に取り組んでいくことが大切です。

ただ漫然と取り組むのではなく、気持ちを整えてから始めるようにしましょう。

断捨離依存症チェック

断捨離依存症かどうか判断するためのチェックリストをまとめてみます。

  • 物を捨てることに快感を感じてしまう。
  • 何も考えずに捨ててしまう。
  • 捨てられるものがないか探している。
  • 贈り物が迷惑に感じてしまう。
  • 家族にも捨てるように強要してしまう。
  • 家族の物まで勝手に捨ててしまう。
  • 物を捨てなければいけないという恐怖心がある。

3つ以上当てはまるとういう方は要注意です。

ストレスがたまると捨てたくなる心理

ストレスがたまると物を捨てたくなるという、心理的なメカニズムがあることをご存知でしょうか?

なぜなら断捨離依存症には、不安や不満、怒りという感情が働いているからです。
特に家の掃除や片付けに対し家族からの協力をなかなか得られない人は、断捨離依存症に陥りやすいタイプの人です。

掃除をするときは、声がけをしたり役割分担をしたりしてストレスを抱えない工夫をすることが大切です。

まとめ

実家の片付けをする時など、大掛かりな作業を伴うときは人手も必要ですし余裕を持った計画を立てると良いでしょう。
不用品回収業者に依頼することも一つの方法です。

『しげん屋』は愛知県・あま市で、切手・テレフォンカード・貴金属の買取、生前遺品整理を行うリサイクルショップです。
生前整理を含め断捨離をするときは、『しげん屋』へご連絡ください。
お客様の抱えている問題が解決できるよう、心を込めてお手伝いさせていただきます。

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