切手の価値 知ってるつもりになっていませんか?
こんにちは。
あま市のリサイクル買取センター『しげん屋』です。
今でこそメールやSNSにその座を奪われてしまった「手紙」。
その手紙は切手を貼ってようやく相手の手元に届けることができます。
日本だけでなく世界中で発行されている様々な切手。
特に値打ちがあると評価されているのが「プレミア切手」の存在です。
プレミアと聞くと、高額な物をイメージしがちではないでしょうか?
高額なものだけがプレミア切手というわけではありません。
例えば、額面が1円の切手を持っていたとします。
その切手を売却したとき10円になったとしたら、10倍の価値があったことになります。
プレミア切手とは額面を上回る値段で取引されている切手と考えると分かりやすですね。
どうでしょう?
プレミア切手が一気に身近な存在に感じてきませんか?
もしかすると案外引き出しの奥にしまってあったりすることも…!
目次
プレミア切手の代表例と買取相場をご紹介
ぜひ参考にしていただけたら幸いです。
古い切手といっても種類はたくさんあります。その中で価値を見極めるポイントは、
①買い手が多い、人気のある切手
②発行枚数が少ない切手
③保存状態が良い切手
の3つの条件が挙げられます。
③の条件はボロボロであったり汚れていたりするよりも、綺麗で美品の方が価値があるのはいうまでもありません。
②と③の条件について、記念切手と普通切手とに大きく2つに分けてお話していきます。
記念切手とは
記念切手とは、国家的な行事を記念して発行される切手のことをいいます。
普通切手との違いは、発行枚数も発行期間も制限されているという点です。
特に文化財の紹介や国家的な宣伝など意図をもって発行される切手を特殊切手と呼ぶこともあるようです。
それでは記念切手の代表例をご紹介していきましょう。
皇室記念切手
皇室記念切手とは、天皇陛下の御即位や皇太子殿下の御成婚を記念して発行される切手のことです。
代表的なものには、「明治天皇銀婚記念切手」があります。
明治天皇の御成婚25周年を記念して、1894年(明治27年)に発行されたものです。
今から100年以上も前に発行されたものなので、現存する枚数がかなり少なくなっています。
保存状態にもよりますが、5,000〜7,000円程度の買取価格は見込めるでしょう。
オリンピック記念切手
オリンピックにの開催は夏季・冬季とあります。
それぞれの開催を記念して発行された切手です。
1964年の東京オリンピックが開催された頃は切手ブームが起こっていたため、たくさんのオリンピック記念切手が発行されました。
購入しても記念切手として使用せずに残していた人もたくさんいたため、未使用品が多くなるというのが現状。
かえって使用済みの方が珍しいくらいなので、額面以上の買取価格はなかなか期待できません。
例外として、オリンピック開催当日の消印が押されたものは、さらに買取価格が高くなるとされています。
お年玉記念切手
お年玉記念切手とは、官製年賀はがきに記載されている「お年玉くじ」の景品として発行されている切手のことです。
切手ブーム以降に発行されたものが多く、希少価値の高いものは全体の一部で額面を上回る価格で買取されることは少ないようです。
1960年代の記念切手の価値
1960年代は昭和の中期にあたり、発行されたほとんどの切手は低価格で売買取引されています。
ひとつ例を挙げると、日米修好通商百年記念切手があります。
1960年5月17日に発行された切手で、額面は10円と30円があります。
買取価格は30〜90円程度。
この切手は同年9月27日に小型シートが発行されており、小型シートが初日カバーに貼られていると1万円を超える高値で取引されています。
初日カバーとは、新しい切手が発行されたとき、その切手を封筒に貼り発行当日の日付印を押してもらったものを言います。
1970年代の記念切手の価値
1970年代に発行された記念切手で、プレミアがついた代表的な切手に中国共産党50周年記念切手があります。
中国共産党50周年を記念して1971年に発行された記念切手です。
プレミアがついた理由は、当時の中国では切手の収集が禁止されていたため、現在まで残っているものが少なくなってしまったからです。
残存する母数が必然的に少なくなってしまったため、保存状態の良い美品の場合はかなり高額な取引が行われています。
普通切手でも高値で買取されているもの
記念切手と違って普通切手には価値が感じられないという方も多いのではないでしょうか。
プレミアがついているのは何も記念切手のような特別な切手ばかりではありません。
デザインが良かったり、発行枚数が少なかったりすると予想を超える価格がつくこともあります。
高額な買取価格がついた普通切手をいくつかご紹介していきますね。
竜文切手
竜文切手は日本で最初に発行された記念切手で、額面は48文、100文、200文、500文と4種類あり、平均して高い買取価格がつけられています。
特徴としては、機械ではなく機械ではなく手彫りの版画板で印刷されたという点です。
切手特有の目打ち(切手の縁に開けられた穴のこと)がなく、初版か2版目かでも価値が変わってきます。
消印がついていても数十万円もするという幻のプレミアがついたものもあります。
菊切手
天皇を象徴する菊が中央に描かれていることが特徴の切手で、平均して高い価格がついています。
中でも1908年〜1914年に発行された神功皇后がプリントされているものはプレミアがついています。
額面は5円と10円の2種類があり、当時の額面としてはかなりの高額です。
平均的な相場は7万円〜18万円18万円で取引されています。
鳥切手
1875年に発行された発行された切手で、コレクターの間でも強い人気。
平均して1万円以上はするという値打ちがついています。
デザインには雁、セキレイ、鷹の日本の鳥が図柄にされているので、総称して鳥切手と呼ばれています。
当時の国際郵便用として作られた普通切手で、手彫りの切手としてはこれが最後となりました。
まとめ
長い間大切にコレクションされてきた切手。
プレミア切手といっても高額切手ばかりではなく、額面を上回ればプレミア切手として扱われることはお伝えしました。
案外身近なところにお宝が眠っていそうな感じがしませんか。注意していただきたいのは、額面が安いからだとか未使用品ではないからだとかという理由で「価値がないものと思い込んでしまう」ということです。
使用済み品であってもプレミアがつく切手はたくさんあります。正しい相場のもとで買い取ってもらいましょう。
そのためには、正しい査定をしてもらえる買取業者を選ぶことです。
『しげん屋』は愛知県・あま市で、切手・テレフォンカード・貴金属の買取、生前遺品整理を行うリサイクルショップです。
切手の買取や不用品回収の無料査定を行っています。
専門のスタッフにより査定をしておりますので、正しい相場での買取価格に自信を持っております。
不要な切手をお持ちでしたら、 ぜひ、お気軽に『しげん屋』をご利用ください。
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