愛知県・「蟹江町」はどんなエリア?グルメや歴史、住みやすさについて解説!

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こんにちは。
あま市のリサイクル買取センター『しげん屋』です。

名古屋市から約15㎞の距離にある「蟹江町」は、どのような特徴があるエリアなのでしょうか?

実は「歴史スポット」であり「温泉地」である蟹江町の魅力について、たっぷりお伝えいたします!

目次

「水郷の町」・蟹江町

蟹江町は愛知県西部に位置する町で、海部郡に属しています。
2019年の人口は約3万7千人、域の1/5が5本の河川(蟹江川・日光川・福田川・善太川・佐屋川)に占められているという独特な地形をしています。
町のほとんどは海抜ゼロメートル地帯のため、古くから水害に悩まされてきた歴史を持ち、そのため治水工事や対策がなされてきました。
水害がある一方で、町内には日本の名湯百選に選ばれた「尾張温泉」や「源氏泉緑地」「日光川ウォーターパーク」といった水の恩恵を受けた施設も数多く存在します。
かつて蟹江町を訪れた小説家・吉川英治は蟹江を「東海の潮来」と称し、河川と緑豊かな自然に恵まれた土地は「水郷の町」として親しまれています。
鉄道網や東名阪自動車道などの交通幹線の発達に伴い、名古屋市内へのアクセスがより短縮されたことから、現在は名古屋市のベッドタウンとして機能するという特徴もあります。

「蟹江町」の由来

「カニエ」という地名は、1215年(建保3年)の「水野家文書」で初めて文献に登場します。
当時の蟹江は「蟹江郷」「富吉荘」と呼ばれ、海に囲まれた土地でした。
海辺には柳の木が生え、水辺には多数の蟹が生息していたことから、「蟹江」と呼ばれるようになったと伝えられています。

「蟹江町」の歴史

「蟹江町」が確立されるまでには、度重なる合併が行われました。
まずは1889年(明治22年)、愛知県の市制町村制により、蟹江本町村、蟹江新町村、今村、西福田村の一部が合併し、「蟹江町」が誕生。警察分署、郵便局、電信局、高等小学校、銀行、駅が次々と設置されたことで大いに繁栄し、当時の人口は6,200人程度、愛知県下で15番目の人口規模となりました。
2度目の合併は1906年(明治39年)、須成村、西之森村、新蟹江村が「蟹江町」に加わり、人口は1万人を超えました。
当時の海部地域における自治体の平均人口は約6,000人でしたので、蟹江町には平均よりも2倍近い住民がいたことになります。
最後は1961年(昭和31年)、永和村の一部が加わり、現在の蟹江町域が形成されました。

蟹江町の観光スポット

蟹江町の主要観光スポットは、次の2ヶ所です。

蟹江城址

永享年間である1429~1440年頃に、北条時任が築いた「蟹江城」の跡地です。
戦国時代には本丸、二の丸、三の丸の三郭および大野、下市場、前田の三つの支城を有していましたが、1584年(天正12年)に起きた蟹江場合戦と翌年の大地震で壊滅し、現在は城址の石碑と本丸井戸跡が住宅地に残るのみとなっています。
希望者には、蟹江駅から徒歩9分の場所にある蟹江町歴史民族資料館受付にて、城跡の地図が貰えます。

JR関西本線「蟹江駅」および近鉄名古屋線「近鉄蟹江駅」から徒歩15分の場所にあります。

尾張温泉東海センター

日本の名湯百選にも選出されている「尾張温泉」の基幹となっている施設です。
高温4本、低温2本の源泉を持ち、加温・加水無しの源泉かけ流しが楽しめます。
1963年のオープン当初は「かにえ温泉東海ヘルスセンター」でしたが、「尾張温泉」が名づけられ、その後施設の改装を経て1966年に「尾張温泉東海センター」へ改称した歴史があります。
1,500人収容可能な演芸ホールで歌謡ショーなどの大衆演劇が催され、演歌歌手を招いての東海ラジオ公開録音番組「花の歌謡まつり」の収録地として一気に名前が知れ渡りました。
2006年には隣接地に「足湯かにえの郷」がオープンし、年中無休で無料で尾張温泉を楽しめる施設として人気を集めています。
東名阪自動車道「蟹江IC」より約5分、近鉄名古屋線「近鉄蟹江駅」よりタクシーで約7分の場所にあり、町内を走るお散歩バス・グリーンコース「尾張温泉東海センター前」バス停よりすぐです。

蟹江町でおすすめの「ラーメン」店3選!

出典:麺屋 蕾

あま市・蟹江町・名古屋市中川区西部エリアは、実はマニアの間でラーメン激戦区として知られています。
そんな蟹江町で人気を集めているのは、どのラーメン店なのでしょうか?

おすすめラーメン店①:麺屋 蕾

「マシorマシマシ」から選べるトッピング野菜で、なかなか麺まで辿り着かない…と評判のベトコンラーメン(=ベストコンディションラーメン)が人気のお店です。
どっさり入ったニラとモヤシ、鷹の爪、揚げニンニクでパワーチャージ間違いなし!
パンチのある食材を使用しているのに、甘みと深みを感じられるスープに上品な細麺で、マイルドな印象にまとまります。
ラーメンを注文すると、プラス200円で麻婆豆腐食べ放題という夢のようなサービスも(無くなり次第終了)
「近鉄蟹江駅」から徒歩8分、1405mの所にあります。

おすすめラーメン店②:麺処 なかがわ

グランドメニューの「ら~めん」と「まぜそば」、数量限定メニューを提供しているラーメン店。
「ら~めん」「まぜそば」はともにごろごろチャーシューのトッピングがインパクト大の一品です。
濃厚な魚介豚骨スープを堪能できるら~めんと、ピリッと辛みのある中にコク深いゴマの風味が感じられるまぜそば、どちらも甲乙つけがたい完成度で、日替わりで食べに来る人も。
一見するとプレハブ小屋のようにも見える店構えで提供されるオリジナリティあふれるラーメンに、病みつきになる人多数です。
「蟹江駅」から439mの場所にあります。

おすすめラーメン店③:煮干し中華そば 虎城

蟹江エリアで唯一「煮干し中華そば」を提供しているラーメン店です。
煮干し出汁のみならず、鶏白湯も使用したWスープと大きめのチャーシューが食欲をそそる一品。
サイドメニューの「チャーシューごはん」もおすすめです。
煮干し中華そば以外に「まぜそば」「つけ麺」「塩」などもあり、何度来ても飽きないバリエーション豊富なメニューにリピーターが多数。
「蟹江駅」445mの場所にあり、アクセスも抜群です。

蟹江町の住みやすさは?

蟹江町は名古屋駅から最短10分の距離にあり、高速道路のICも近いため利便性の高いエリアです。
都会すぎず田舎すぎない、比較的自然の多い地域のため、子育て世代も暮らしやすさを感じています。
地域のイベントでは住民同士の触れ合いも多く、地元愛に溢れたのどかな町という印象です。
天皇信仰に由来する祭りとして注目を浴びた「須成祭」(別名「100日祭」)が、国指定重要無形民俗文化財に指定されています。

実は知る人ぞ知る「ヘラブナ」釣りのメッカで、町内にあるたくさんの河川・用水の至るところで釣りが楽しめます(有料河川でないかの確認必須)
数年前に建設ラッシュが起こったことでスーパーが増え、買い物にも便利な地域となっています。
ただ町内に大きな病院がないため、急病の場合や専門的な病気の場合は町外まで行く必要があります。
また公共交通のバスは走っておらず、町内の移動手段はほぼ車となります。

まとめ

いかがでしたか?「蟹江町」の歴史やグルメ、特徴などがお分かり頂けたのではないでしょうか。
ぜひ皆さんも、引っ越しの際はこの「蟹江町」を候補の一つに入れてくださいね!

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