テレビの正しい捨て方5選｜壊れたテレビでも無料回収してもらえる？

こんにちは。
あま市のリサイクル買取センター『しげん屋』です。

「家で使っているテレビが壊れた」「処分して新しいテレビを購入したい」という人もいるのではないでしょうか。
テレビは家電リサイクル法の対象品目に指定されているため、不燃ごみや粗大ごみとして気軽に捨てられません。
テレビを処分するには正しい捨て方を知っておく必要があります。

この記事ではテレビの正しい捨て方5選や、お得に処分する方法をまとめて解説します。

テレビの正しい捨て方

テレビを一般ごみとして捨てるのは難しく、基本的には一定のリサイクル料金が必要です。
まずは、テレビの正しい捨て方を確認しましょう。

テレビは家電リサイクル法の対象品目

家電リサイクル法とは、一般家庭や事務所から排出されるテレビなどの特定家庭用機器廃棄物の有効な部品や材料のリサイクルを目的とした法律です。
資源の有効利用とごみの減量を推進するために施行されました。

家電サイクル法の対象品目は下記の4つです。

テレビ（ブラウン管、液晶・プラズマ）
エアコン
冷蔵庫・冷凍庫
洗濯機・衣類乾燥機

（いずれも家庭用機器のみ）

テレビの処分にはリサイクル料金がかかる

テレビの処分にはリサイクル料金が必要です。

リサイクル料金はテレビの種類やメーカーによっても異なりますが、家電製品協会のホームページから確認できます。

テレビの種類・サイズごとの主なリサイクル料金目安は下記のとおりです。

品目	ブラウン管式テレビ（小）	ブラウン管式テレビ（大）	液晶プラズマ式テレビ（小）	液晶プラズマ式テレビ（大）
シャープ	1,870円	2,970円	1,870円	2,970円
ソニー	1,870円	2,970円	1,870円	2,970円
パナソニック	1,320円	2,420円	1,870円	2,970円
三菱電機	1,870円	2,970円	1,870円	2,970円

テレビは無料で処分できる？

テレビを無料で処分したいと考えている人もいますよね。

テレビは無料で処分できるのか、もしくは有料になるのかについてお伝えします。

壊れたテレビの無料回収は難しい

画面が割れているなど、壊れたテレビの無料での処分は難しいでしょう。

再販売できる価値があれば知人に譲ったり、買取査定に出したりできますが、壊れたテレビは本来の利用目的を果たせません。
そのため、基本的には処分する際にリサイクル料金がかかります。

また、リサイクル料金の他に運搬料も別途でかかることがほとんとです。
少しでも安く処分したい人は、料金を比較してみてくださいね。

ブラウン管テレビはまだ使えるものでも有料回収

テレビを無料で処分する方法として買取や知人に譲るなどの方法があります。

しかし、アナログ放送も終わっている現代においてブラウン管テレビは需要が少なく、買取をしているところや欲しい人も少ないでしょう。

そのため、ブラウン管テレビはまだ使えるものでも有料回収となる場合がほとんどです。

壊れたテレビの捨て方

壊れてしまったテレビはどのように捨てればよいのでしょうか。
ここからは壊れたテレビの捨て方を5つ解説します。

テレビ買い替えの店舗で引き取ってもらう

■費用相場：1,800～5,500円

テレビを買い替える場合、新しいテレビを購入する家電量販店に壊れたテレビを引き取ってもらう方法があります。

テレビ買い替えの店舗で引き取ってもらう際のメリット・デメリットは下記のとおりです。

メリット	自分で運搬しなくてもよい家電リサイクル券の記入なども店舗に依頼できる
デメリット	リサイクル料金と運搬料がかかる

テレビを購入した店舗で引き取ってもらう

■費用相場：4,500～8,500円

テレビを買い替える予定がない場合、処分したいテレビを購入した店舗で引き取ってもらう方法があります。
ただし、リサイクル料金と運搬料以外に出張費などの追加料金がかかることが多く、買い替えよりも費用が高くなりやすいです。

テレビを購入した店舗で引き取ってもらう際のメリット・デメリットは下記のとおりです。

メリット	自分で運搬しなくてもよい家電リサイクル券の記入なども店舗に依頼できる
デメリット	リサイクル料金と運搬料以外に出張費もかかる

自治体の指定取引場所に持ち込む

■費用相場：1,870～2,970円

テレビは自治体の指定取引場所に直接搬入する方法もあります。
この場合、リサイクル料金は必要ですが、収集運搬料金がかかりません。

直接搬入する場所や手順は自治体によって異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。
自治体の指定取引場所に持ち込む際のメリット・デメリットは下記のとおりです。

メリット	処分費用を安く抑えられる
デメリット	自分で運搬しなければならない家電リサイクル券の記入や搬入先への連絡なども必要

不用品回収業者に引き取ってもらう

■費用相場：10,000～15,000円

テレビは不用品回収業者に依頼すれば引き取ってもらえます。
テレビだけを引き取ってもらうと割高になるため、ほかの不用品も一緒に回収してもらうとよいでしょう。

不用品回収業者に引き取ってもらう際のメリット・デメリットは下記のとおりです。

メリット	ほかの不用品も一緒に引き取ってもらえる都合のよい日時に依頼できる
デメリット	費用が高額悪質な業者も存在する

引越し業者に処分を引き取ってもらう

■費用相場：10,000～15,000円

引越し業者のなかには、不用品の引き取りサービスを実施する業者もあります。
費用はそれぞれの業者で異なるため、引越しの際にテレビを処分したい場合は確認してみましょう。

引越し業者に引き取ってもらう際のメリット・デメリットは下記のとおりです。

メリット	引越しと一緒に処分できるので自分で運搬しなくてもよい
デメリット	リサイクル料金と収集運搬料がかかる