自転車の捨て方は？防犯登録の抹消手続きや無料の処分方法を解説

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この記事では、自転車の捨て方から防犯登録の抹消手続き、無料の処分方法まで、自転車を手放そうと検討している方に向けてわかりやすく解説します。

自転車の捨て方①自治体に回収してもらう

自転車を指定の場所まで運ぶことができるなら、自治体に回収してもらう方法もあります。

粗大ごみとして処分する

自転車は粗大ごみとして500円前後で処分可能です。
まずは自治体の「粗大ごみ受付センター」へ電話かウェブサイトから申し込みをして、お近くのコンビニやスーパーで処分費用分のシール券を購入しましょう。

その後、不要になった自転車にシール券を貼って、粗大ごみの日に指定された場所へ持って行けば回収してもらえます。
手軽に処分できますが、粗大ごみ収集日とごみを出す場所は指定されている点に注意してくださいね。

ごみ処理場に持ち込んで処分する

自治体によっては、ごみ処理場への持ち込みに対応している地域もあります。
ごみ処理場まで自分で持って行く必要がありますが、「粗大ごみ収集日」に自転車を出すことが難しい方や、自転車の処分費用を抑えたい方にもおすすめの方法です。

ただし、自治体によってはごみ処理場まで距離があったり、持ち込みの受付時間が決められていたりするため、事前に自治体のウェブサイトで確認しておきましょう。

名古屋市であればこちらのページから確認できますよ。

自転車の捨て方②不用品回収業者に引き取ってもらう

不要になった自転車は、不用品回収業者に引き取ってもらうのも方法の一つです。

ここでは不用品回収業者を利用する際の注意点とポイントをお伝えします。

不用品回収業者を利用する際の注意点

不用品回収業者を利用する際には、悪徳な不用品回収業者に注意しましょう。

具体的には「無料回収」などと謳っている業者です。
一見お得に処分できるように思いますが、自転車の不法投棄やあとから高額請求をされるなど、トラブルに発展した事例も少なくありません。

自転車がどのような状態であっても都合の良い日時に引き取りに来てくれる不用品回収業者ですが、きちんと許可を持っている業者に依頼してくださいね。

信頼できる業者を選ぶポイント

信頼できる不用品回収業者を選ぶポイントは3つあります。

• 一般廃棄物収集運搬業許可をもつ業者であること
• 料金が明確
• 相場より安すぎたり高すぎたりしない

ほかにも、ウェブサイトで口コミを探して、実際にどのような声があるのか確認してみてください。その際に、良くない口コミが多い業者はやめておきましょう。

自転車の捨て方③買い替えで引き取りサービスを利用する

自転車の買い替えをお考えなら、引き取りサービスが利用できる場合もあります。

引き取りサービスをおこなっているチェーン店をいくつか紹介します。

サイクルベースあさひ

サイクルベースあさひでは自転車の引き取りサービスをおこなっています。
店舗によって多少の差があるものの、買い替えであれば「500円（税抜き）」引き取りのみであれば「1,000円（税抜き）」ほどです。

費用はかかりますが、自転車を処分する際に必要な「防犯登録抹消」もサイクルベースあさひが対応してくれます。

イオンバイク

イオンバイクでは、自転車の「買い替え」のみ無料で引き取るサービスがあります。
不要自転車の引き取りのみは対応しておらず買い替えが条件ですが、無料で引き取ってもらえるのは嬉しいですよね。

もし、ネットで新しい自転車を購入したとしても、最寄りのイオンまで古い自転車を持って行けば無料で引き取ってもらえます。

カインズ

カインズでも自転車の「買い替え」のみ無料で引き取りサービスをおこなっています。
店舗で新しい自転車を購入した場合は「レシート」、ネットで購入した場合は「納品書or明細書」を持って最寄りのカインズへ行きましょう。

カインズでは、自転車だけでなく電子レンジや炊飯ジャーなども買い替え時に引き取りサービスをおこなっています。

自転車の捨て方④友人・知人に譲る

自転車がきれいな状態なら、友人や知人に譲ることもできるでしょう。
不用な自転車が処分できて相手にも喜んでもらえる一石二鳥の方法です。

ここでは、友人や知人に譲る際のポイントをお伝えします。

自転車譲渡証明書を用意する

自転車を譲る際には、防犯登録の変更と自転車譲渡証明書が必要です。

「自転車防犯登録所」の看板がある自転車屋やホームセンターなどで手続きをします。
譲渡証明書には譲渡人と譲受人両方の署名が必要となります。
手続きが少し手間に感じるかもしれませんが、防犯登録の変更は必須です。

「面倒だから」などの理由で手続きをおこなわずに譲ってしまうと、あとから盗難車とみなされるなどのトラブルが起こる可能性もあるため注意してくださいね。

自転車に不具合がないか確認してから譲る

自転車を譲る際には、不具合がないかしっかり確認するのも重要です。

たとえば、ペダルやチェーンの部分から異音はしないか、サドルは破れていないかなどもチェックしましょう。
不具合が見つかった場合は、現状を伝えたうえで「欲しい」と言われたら譲るようにしてください。

また、自転車に記名や駐輪シールが貼ってあるなら、剝がしてから渡すのもマナーです。

自転車の捨て方⑤リサイクルショップで買い取ってもらう

自転車の状態によってはリサイクルショップで買い取ってもらうこともできますよ。

買取が成立すれば処分費用をかけずに捨てられるほか、出張買取に対応しているお店があるのも便利なポイントです。

査定までに確認しておきたいポイント

自転車をリサイクルショップへ売却する場合、以下のポイントを確認しましょう。

• 自転車が壊れていないか
• 防犯登録の抹消が確認できる書面があるか
• レシートや販売証明書など自転車の購入を証明できる書類があるか

自転車が壊れているだけでなく、防犯登録の抹消や自転車の購入を証明できないと買取してもらえない可能性もあります。
査定基準はお店によって異なるので、売却を検討しているリサイクルショップに確認してみてくださいね。

不要になった自転車はしげん屋におまかせ

しげん屋でも不要になった自転車の買取に対応しています。
お店での査定はもちろん、出張買取にも対応しているため「持ち込むのが大変」という方も、しげん屋におまかせください。

もちろん自転車だけでなく、不用品回収サービスなどあわせての同時買取も可能です。

自転車を処分するときにやっておくべきこと

最後に、自転車を処分するときにやっておくべきことを紹介します。

防犯登録の抹消手続きは忘れずにおこなう

自転車を捨てる前には、防犯登録の抹消手続きをおこなってください。

防犯登録を受け付けている自転車店や最寄りの交番、警察署で手続きが可能です。

面倒に感じる方もいるかもしれませんが、防犯登録をしたまま処分すると、そのまま誰かに使われてしまう可能性もあります。
余計なトラブルに巻き込まれないためにも必ずやっておきましょう。

防犯登録の抹消手続きの方法

防犯登録の抹消手続きには、下記のものが必要です。

• 防犯登録をした自転車
• 防犯登録カードの控え
• 身分証明書

手続きの際にはこれらを忘れずに持参し、最寄りの交番、警察署または防犯登録した店舗で抹消手続きをおこないましょう。

また、防犯登録は登録してから10年間有効です。
処分したい自転車が、防犯登録をしてから10年以上経過しているのであれば、これらの手続きは不要となります。

まとめ

不要になった自転車の捨て方はさまざまです。
状態が良くまだ使えるのであれば、リサイクルショップなどでの売却を検討してみてはいかがでしょうか。

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