折り畳みベッドは無料で処分できる？傷が少なければ買取もおすすめ

こんにちは。
あま市のリサイクル買取センター『しげん屋』です。

一人暮らしや狭いアパート・マンションで重宝する「折りたたみベッド」。
役目を終えた後の、処分に困っている方は多いのではないでしょうか。
処分は無料でできるのか、それともどの位費用がかかるのかも気になるところですよね。

今回は、そんな折りたたみベッドの処分方法についてまとめてみました！

折り畳みベッドを処分する方法は大きく2つ

折りたたみベッドの処分方法は、大きく分けて2つです。
それぞれについて、見てみましょう。

リサイクルする方法

リサイクルショップに買い取ってもらう
親戚や知人など、欲しい人に譲る

十分使用してもなお、まだ使えそうな折りたたみベッドはリサイクルが可能です。
ただし、ベッドは人の肌が直接触れるものですので、衛生面を気にする人も少なくありません。
そのため、自身で「まだ使える」と判断せず、自宅まで査定に来てくれるリサイクルショップに見積りを依頼すると良いでしょう。
また、兄弟や親戚などの身内であれば、多少古くても使ってくれる可能性があります。
その場合も、判断は人により異なりますので、必ず現物を見てから譲るかどうか決めた方がいいでしょう。

不用品として処分する方法

粗大ごみとして出す
ごみ処理場に持ち込む

リサイクル不可となった折りたたみベッドは、「粗大ごみ」になります。
処分方法としては、自治体に回収を依頼するか、自分でごみ処理場に持ち込むかの2つです。
回収を依頼した場合は、回収日の朝までにベッドを指定の置き場所に運び出しておかなければなりません。
また、事前にコンビニやスーパーなどでごみ処理券を購入し、ベッドに貼っておく手間もあります。
ごみ処理場に持ち込む場合は、回収よりも費用を安く抑えられますが、ベッドを運べる車両の準備や運び出しの労力など、さらに負担がかかります。

折り畳みベッドは無料で処分できる？

上述したように、折りたたみベッドの処分には費用が発生します。
各方法を比較してみましょう。

粗大ごみとして処分する場合は手数料がかかる

粗大ごみとして回収依頼をした場合、自治体により費用は異なりますが、概ね1,000～2,200円程度で回収可能です。
また、多くの自治体ではベッドとマットレスは別料金となります。
そのため、同時に処分する場合は、2,000～3,000円を想定しておく必要があります。
ちなみに、名古屋市内の回収料金は、マットレス＝1,000円・ベッド本体＝1,500円でトータル2,500円かかる計算になります。
事前に購入する「ごみ処理券（手数料納付券）」は250円、500円券の2種類で、原則払い戻し不可です。
必ず申し込み後に購入しましょう。

また、自身でごみ処理場に持ち込む場合は、回収時と同様にごみ処理券を購入する自治体もあれば、ごみ処理場で支払う自治体もあります。
名古屋市内の場合は、当日ごみ処理場で計量を行い、10㎏までごとに200円の処理手数料を、現金で支払うルールとなっています。

下取りサービスも手数料がかかる

新しいベッドを購入した際に、古いベッドを回収してくれる「下取りサービス」を行っている店舗もあります。
そのような店舗なら、購入と同時に申し込みができ便利です。
ただし、サービス料は有料となり引き取り条件も店舗により異なりますので、必ず確認しましょう。
基本的には自宅への配送を頼んだ場合に、ベッドの搬入と同時に古いベッドを引き取る、という流れとなります。
ここでは3店舗を比較してみましょう。

	料金	引取条件
ニトリ	1度の注文／配送につき￥3,000-	購入したベッドと同数or同容量のベッド配送員設置商品限定（宅配便は不可）
IKEA	無料（マットレスのみ引取可能）	配送サービス利用時のみ購入商品と同種・同サイズ・同数のマットレスウォーターベッドマットレス不可著しく汚損していない物
無印良品	1度の注文／配送につき￥3,000-	購入したベッドと同種・同数のベッドネットストア内で「引き取り」のチェックボックスがあるベッド対象開梱設置、組み立てサービス等の作業が発生する商品の注文時のみ電動ベッド、ウォーターベッド不可

買取されやすい折り畳みベッドの特徴は？

できればリサイクルショップに買い取ってもらいたい…そんな気持ちの人が多いですよね。
ここでは、「買取されやすい」折りたたみベッドの特徴について見てみましょう。

買取で人気のブランド

フランスベッド
カリモク
大塚家具
パラマウントベッド

上記は国内ブランド品の一例です。
国内ブランドのベッドは寝心地が良く、寝具の改善をしたい方から人気があります。
ただ販売価格が高いため、定価ではなく中古で買いたいという需要が見込める商品です。

特にフランスベッドで有名な、マットレス付きの「パンテオン」シリーズの折りたたみベッドは、山折りタイプと谷折りタイプの2種類があり、他メーカーでは見られないオリジナリティ溢れる商品です。

また、病院用のベッド作りからスタートしたパラマウントベッドは、折りたたみベッドも高齢者施設仕様のものが主流です。
上質で安心して使えることで定評のあるパラマウントベッドは、買取時の人気商品です。

ちなみに、海外ブランドだと…

カッシーナ
シモンズ
マニフレックス

などが有名です。
いずれも一度は耳にしたことのある大手メーカーですよね。
これらのブランドは世界的に人気が高く、有名ホテルなどで使われています。
折りたたみベッド以外の寝具も高価買取が期待できます。

保証書が付いている

さて、上述したような人気ブランドのベッドを販売する際に、最も必要な物は何でしょうか？
それは「保証書」です。
保証書が無いと、買取業者がそのブランドの商品と確定できる証拠がありません。
適正価格で買い取ってもらうために、保証書を取ってある場合は必ずベッドに付属させておきましょう。

機能性の高い折り畳みベッド

高機能な折りたたみベッドも、買取価格が付きやすい商品です。
例えば電動機能が付いたタイプや、すのこタイプのベッド、ベッドの脚部分にキャスターが付いたタイプのベッドなどです。
それぞれの特徴やメリットについて見てみましょう

電動機能付きの折りたたみベッドは、マットレス付の物と似ています。
リクライニング機能も備わっている商品が多く、手元のリモコンを使って、横になったまま角度を簡単に調節できます。
メーカーによって価格帯は差がありますが、概ね20,000～50,000円前後と高級なベッドが多いです。
電動機能・リクライニング機能付きの折りたたみベッドは、病気やケガで療養している方に需要があります。
そのため、中古品でも買取される可能性が高く、買取業者にも人気の商品と言えます。

すのこタイプの折りたたみベッドは、通気性に非常に優れています。
元々の価格帯が低めなことから、高価買取は見込めませんが、すのこタイプなら折りたたみベッドでも買取対象になる、という業者もいます。

またベッドの脚部分にキャスターが付いた折りたたみベッドは、移動させるのに便利なことから人気の商品です。

使用感の少ない折り畳みベッド

どんな折りたたみベッドにも共通して言えることは、「状態が良いほど買取が見込める」ことです。
上述したように、人の肌が触れるベッドには清潔感が求められます。
そのため、使用感が少ない、目立つ傷や汚れが少ないベッドの方が、高価買取が期待できるのです。
逆に言うと、中古感が出ている折りたたみベッドは減額される可能性が高いです。
「美品」として買取してもらうためにも、事前にある程度キレイにしておくといいですね。
マットレスに傷みがある場合は、骨組みだけ買取可能か確認してもいいでしょう。